ここからは私のストーリーであり、

私の思いです。

 

よろしければ、ぜひ読んでみて下さい。


「物心あるときには、常にボールとグローブとバット」

 

 

私は小学三年生から地域の野球チームに入り、

 

高校まで野球をしていました。

 

ポジションは、投手一筋。

 

とにかく投げるのが好きで、

 

誰よりも速いボールを投げたい、

 

三振を取りたい。

 

バッティング練習するなら、走っていたほうがいい!

 

 

と言うくらい、とにかく投手が好きでした。 

 

夢はもちろんプロ野球選手。

 

 

ちなみに小6で身長170cmあり、

 

それだけ身長もあったので、

 

 

中学1年生で120キロちょいは投げていました。

 

そんなんで、小学生の頃、打たれた記憶がほとんどないです。

 

 

 

 

 

 

今思うとこの時期、完全なる勘違いをしていましたね。

 

完全な早熟タイプ。

 

なんでも力任せでこなしていて、野球以外の動きは苦手でした。

 

俗にいうスポーツ万能とは違いました。

 

ただ自分で言うのもなんですが、野球、特に投げることだけは飛びぬけていました。

 

 

そして、中学校の部活ではサッカー部、地域のクラブチームで野球をしていました。

 

そんななか、中学2年生でサッカーの部活中、

 

右足の足関節捻挫をしてしまいました。

 

 

リハビリもろくにせず、

 

痛みなくなり、なおったと思って復帰したらまた捻挫と、、、

 

中学時代は右足関節捻挫を繰り返してしまいました。

 

このころからあれ?なんかおかしいな。

 

ボールが垂れるな、なんかスピード出ないな?

 

と思うことがしばしばありました。

 

それはそうですよね

 

右ピッチャーの右足。

 

そんな足じゃ、体重移動もままならない。

 

要は助走なしで投げているようなもんですよね。

 

 

 

 

そして、意気揚々と高校に進学。

 

しかししかし、高校時代は歯がゆい思いしかありません。

 

高校入学後も、ボールのスピードはなかなか上がらず。


ウエイトトレーニングして、体も大きくなり、

 

以前より大きな力を発揮出来るようにはなったので、多少は球速上がりました。

 

が、結局は力任せです。

 

伸びも、キレもイマイチ。

 

いわゆる棒球。

 

どんなにいい変化球投げても、

 

直球がダメならやはり打たれます。

 

そして自己流でトレーニングしていたせいもあり、

 

膝の靭帯部分断裂・半月板損傷、腰椎分離症、左右足関節捻挫などの怪我をしました。

 

今だに、右膝に関しては気質的に変形してしまい、 


見た目こんな感じです。

 

右膝が捻れているのがわかりますかね?



そんなんで高校時代、半分も野球をしていません。

 

ようやく最後の夏、

 

高校3年夏に18番もらい、ベンチに入れました。

 

初戦の時に一度マウンドに上がりましたが、 

 

 

これが高校公式戦、最初で最後のマウンドになりました。

 

 

 

何よりも中学2年生以来、 

 

自信を持っていた直球に対して、

 

納得ができた記憶が一度たりとも

 

ありません。

 

多少、スピードが上がったとしても

 

以前とは何かが違う。

 

手からボールが離れた時の感覚なんですが、 

 

キャッチャーミットにボールが吸い込まれる感じで、

 

調子が良い時はラインみたいなものがあったんです。

 

それを全く感じない…

 

特に高校入学後は投げることが嫌で嫌でしょうがなかった。

 

あんなに好きだった投げることも、

 

投げるたびに自分に幻滅していました。

 

 

「俺はこんなもんじゃない」

 

 

「もっとできる」

 

 

「もっとやれるんだ」

 

 

でも何をしていいのかわからない、

 

 

もどかしい悔しい気持ちしかなく、

 

 

がんばって、がんばって歯を食いしばってやっても、

 

 

本当に自分が上手くなってる感じがしなかった。

      

 

 

もちろんそんな体験をがあったので、

 

今の私があると間違いないです。

 

多分、この「やりきった」という達成感がぼくの中には一切なく、

 

この負の経験が僕に治療家・トレーナーとしての道を与えてくれたんです。

 

 

ただ、もっと野球がしたかった。

 

もっと、投げる事を楽しみたかった。

 

の自分の持っている能力を最大限出し切り、

 

直球投げて空振り奪ったり、

 

強打者を打ち取る感動を

 

もっと味わいたかった。

 

 

接骨院や整体など通っても痛みはなくなります。

 

けど、また練習しているうちに、

 

膝や腰に痛みが出てくる。

 

何より痛みがなくなったからといって、

 

パフォーマンスが上がるわけではなかったです。

 

どうしてパフォーマンスが上がらないのか?

 

なぜ?なぜ?なぜ?この「なぜ」をとことん追求したい。 

 

未だに僕の原動力でもあります。

 

そして高校を卒業してから1年間は浪人していたんですが、

 

その時はちょっと運動するだけで膝や腰に痛み。

 

3,4キロ 走ったら膝が腫れて痛みが出る。

 

その当時なんて、フルマラソン走るとか夢のまた夢の話しでした。

 

右足だけの片足立ちで、 

 

立っていられないです。

 

もう生まれたての小鹿状態です。

 

 

その後、無事に鍼灸マッサージの専門学校に入り、

 

またトレーナーの資格も取りました。

 

 

試行錯誤しながらですが、 人間という動物について学び

 

実際に自分であーでもない、こーでもないの試行錯誤しながら、身体を動かしているうちに、

 

膝や腰の痛みは出なくなりました。 

 

捻挫もここ何年していません。

 

 

フルマラソンを3度完走。

 

ベストタイム4:05

 

ハーフマラソン、5度完走。

  

ベストタイム1:38 

 

レース後も、膝の痛みで悩まされる事は現在殆どありません。

 

 あんな片足でプルプル、プルプル、

 

震えていた人間がですよ!

 

結局は人間として、あるべき心体の使い方ができててるかどうかです。

 

もちろん負荷をかけて、強化をすることも大事です。

 

けど、今まで眠っている身体の部位を目覚めさせて、

 

新たな可能性を追求する。

 

本当の自分自身の能力を目覚めさせること。

 

筋肉は運動器である前に感覚器。

 

感じるから動きます。

 

 

子供のころの無邪気で動くことがただ単純に楽しかった、

 

あの頃のように、今、体を動かして表現することが

 

楽しくて仕方ありません。

 

出来ないことが楽しい。

 

キツイことが楽しい。

 

これって、息詰めてただ単純に耐えて我慢してのトレーニングでは、

 

絶対に楽しいなんて感情は生まれてきません。

 

このことに気づいてから、僕の体は変わりました。

 

 

あなたの身体を一度、ゼロから見つめ直すこと。

 

自分のことって意外と自分が一番わかってなかったりするもんです。

 

 

そして高校時代MAX130km、

 

あの頃出来なかった140km投げるという、

 

プロジェクトを掲げ、

 

日々身体を動かす事を楽しんでいます。

 

こんな私でさえ、ここまで動かせるようになったのですから、

 

あなたにできないわけがない。

 

あなたの可能性は無限大。

 

 

あなたのなりたい・したいを本気で応援していきます。