私のトレーニング指導の内容は、

簡単ですぐに効果が出るトレーニングメソッドではありません。

なぜなら、あなたの弱点に向き合ってもらうから。

〇〇トレーニング・〇〇法・〇〇メソッドなど、

いろいろありますが、

まず根本的に体の操作方法・動かし方・感じ取り方を知らなければ

結局は効果が上がりません。

人間というもともと四足歩行用に出来ている動物は、

二本足で立つというのはオプションです。

その上で、体を動かす原理原則を身に付けることが

トップアスリートへの第一歩です。

今あるものを強化して、付け足すことも大事です。 

しかし筋肉は運動器である前に感覚器です。

動きに対する感覚や身体への意識、認識が変容した結果、

身体が変わり、動きも変わります。

体の動いていない部分を目覚めさせ、

顎を引く・脇を締める・腰を入れる・息(生き)続ける

これらの事は昔から言われている「基本」です。

「基礎」「基本」…

この本当の意味を身体で理解している選手はごく僅かです。

怪我をせず、素晴らしいパフォーマンスを発揮するアスリートはこの基本が出来ています。

これはどの競技でも、人間という動物が重力下で二本足で立ち動く限り、この基本は変わりません。

この基礎・基本が出来ていない選手が

走り込みやウエイトトレーニングなどの　

様々なトレーニングを行っても十分な効果が期待出来ません。

例えば体幹トレーニング。

その多くは息詰めて体幹ガチガチに硬くし、

体幹を動かない箱にするのが主流です。 

これならば特に難しい事なく、　

誰にでも出来るので説明もしやすいです。

しかし、体幹って自由に動く必要もあります。

動かない箱ではなく、長方形になったり台形になったり

どう自由自在に動かせるか？ということも必要なんです。

動かない箱にすると、腕力脚力を主役にして動くので

怪我をしやすいのは当然なんです。

人間の身体は部分の集まりではありません。

腕のトレーニング、足のトレーニング、背中のトレーニング、

などなど... 部分を足しても全身が強くなるわけではありません。

身体全部、全身を使うとは一体どういう事か? 

どうして練習しても上手くならないのか?

同じ練習しているのに上手くなる人、ならない人...

いかかですか? 

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